ちょっと一休み（X-Pro3についてひとこと）

京都編をお送りしているさ中だけど、ちょっとX-Pro3が気になって仕方がないので記事にしておきたい。

僕は2015年12月31日に遅ればせながらFuji Xシリーズデビューをして写真にハマったクチだけど、今回出たPro3でもうこのシリーズは覚醒の感があるなと感じた。

何がすごいって、やっぱり巷を賑わせているhidden LCDなる、液晶を見せない仕様。これもうド変態でしょって思われがちだけど、個人的には大いに理解できる。

Pro3を試してみればわかるけど、ほぼ確実に撮った後液晶を見る、というのが一連の癖になっていることに気づく。加えて、JPEGではなくRAWで撮り、もう保険に保険を、それにまた保険をかけるような撮り方をしているのが近年の大半の人の写真ライフであろう。僕もそうだ。

でも、たまにフィルムを使うと、この一連の作業が自分にとって大いにストレスとなっていることがわかる。これはもう常日頃からスマホを手放せないような感覚と似てて、「あるから見ちゃう」というやつで、それがある以上その行為から逃れることは人間である以上難しい。

そこで、もう「見せない」という選択をした富士の英断。これだけ実利主義、営利主義がはびこる世の中で、これほど貴重なことってないですよ。もうそれだけで応援したいし、買いたいと思わされるカメラだなと思った。Leica M4もあるし、正直必ずしも必要じゃないんだけど、DRブラックがかっこよすぎるから多分どこかのタイミングで買うと思う笑 

あーあ、また機材整理しないと・・・苦笑