絵葉書レンズ XF27mmF2.8
XF27mmF2.8。僕がXマウントで一番贔屓にしているレンズだ。換算にして40mm。
たぶん今買うなら画角の近い23mmF2を買う人の方が多いはず。僕も先に買ったのは23mmだった。(でも、値段が結構違うんだよね。)
ところが、このたった4mmの違いが使ってみると地味に大きい。僕の場合、換算35mmだといつも、もう半歩寄っていればって思うことが多いんだけど、40mmだとそれがない。きっと目と身体に一番合っている画角なのだろう。
さて、タイトルに書いた『絵葉書レンズ』。これは、まるで絵葉書のように無駄がなく被写体を収められるという意味で書いた。いくつか作例を見てみよう。今回は個人的に人生初上陸した大阪から。
どれもこれも結構気に入っている。あいにくの天気だったので、WBを曇り、フィルムシミュレーションはクラシッククロームとベルビアに絞ったらこれがなかなかどうして良い色味になった。シャドウも1,2ほど足して、レトロっぽさを演出。
F2.8というボケも控えめで好みだし、それほど寄れないというのも誇張を生まないのでリアリティのある画が出せる。スナップってこういうことだよなーって思い起こさせてくれる。
オマケに二枚。東京で。
やっぱいいねぇ。使いやすい。前にも同じこと書いた記憶があるけど、レンズ自体に誇張がないからフレーミングだけに集中できる上、そのフレーミングが容易なのが実にイイ。安価だし、もっと評価されていいレンズだと思うなあ・・・。
ではでは、今日は簡単にこの辺で。