珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

今後のカメラライフ

 

先日、久しぶりにX-Pro1XF35mmF1.4を持ち出し、撮影依頼をされた赤ちゃん(姪っ子)を撮った。写真は出せないのだけど、やっぱりこのカメラ本当に良い写りをする。センサーのせいなのかな?今ではだいぶスペックとしては劣る1600万という画素数もちょうど良い。一方で、やはり思った以上に動体についてゆけず(赤ちゃんが泣いたり、ちょっと身体を動かしただけでブレる)、久しぶりに写真を撮っていて強烈なストレスを感じたのも事実。特に最近はライカでいわゆるSunny16Hyperfocul Distanceといったルールを駆使してのスナップ撮影ばかりしていたので、もうAFを合わせるといった行為自体が煩わしいものになっている。そんな理由から、軽快なスナップ撮影機であるX-E3でさえ最近は出番をなくしているというのが現状だ。

 

そんな中での目下の悩みは、今後の写真撮影の方向性としてどっちに振れていこうか?ということ。普段はスナップばかりで、ポートレートも撮らないし、動物も花も撮らないから、正直なところライカGRがあればほぼ個人的に満足のいく撮影がこなせる。一方で、今回のように急に撮影を頼まれたりした時に、応えたいという気持ちもある。問題なのは、大抵の人が、撮ってくれとお願いしてくる時というのは、スマホでは撮れない背景ボケ、綺麗な発色のポートレートなんかを依頼してくるわけで、別にライカで渋いモノクロスナップを撮ってほしいわけではない、ということ 笑 個人的に、そういう時は自己満には浸るのではなく、わかりやすく喜んでもらえるものを撮りたいと思うのだ。

 

そこで最近少し頭にあるのは、Pro1E3といったこれまで大活躍してくれた機材は手放し、より作品撮り向きのカメラ、レンズと入れ替えるのはどうか?ということ。簡単に言うと、目下キャッシュバックキャンペーン中のX-T3XF16-80mmF4.0が付いていたら、恐らくほとんどの撮影シーンに対応が可能になるのでは?と考えている。これまで自分の中で、スナップならE3作品撮りならPro1という棲み分けがあったところ、前者がスナップでも出番がなくなり、後者が作品撮りでも対応が出来なくなってきたとなると、これは結構現実的な案のような気がしている。それに、完全にスナップに特化したライカとの使い分けもしやすい。いっその事T4は?という声も聞こえてきそうだけど、あれは僕にはちょっとオーバースペックかな。SS周りについている切替が、T3なら測光方法なのに対し、T4はスチルと動画になっている。これは動画を撮らない僕には何の意味もない。唯一羨ましいポイントはやはり手振れ補正。シャッター音も良いんだよな。

 

しかし・・・E3を手に取るとまだまだ現役という感じがするのと、小さいハイスペックカメラって結局またほしくなるんだよね^^;仮にT3を買った後にE4の発売が発表なんかされた日には目も当てられない。現実路線としてはE32,3本の単焦点を残す、というパターンが有力かもしれない(その23本のチョイスがまた難しいんだけど)

 

さて、話は変わって、先日当ブログで度々コメントをくれるKimさんと直接お会いしお話することが出来た。加えてこんな貴重な雑誌までいただいてしまった。Kimさん、改めて本当にありがとうございます。

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スーパーアンギュロン用のファインダーも買った(カッコイイ!)

たぶんプライベートで色々あった数年前の僕だったら、こういう機会があってもみすみす逃していたかもしれないし、お会いするにしても前向きにはなれなかったと思う。それが、一年一年趣味を積み重ねていって、色んなことが安定してきて、こういう場所に辿り着けたことを本当に嬉しく思う。今後も、写真やカメラを通しての出会いや交流には目を向けたいし、躊躇せずに身を投じていけたらなあと思っている。