珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

名玉 XF60mm F2.4 macro

ここにきて、XF60mm F2.4 macroが熱い。実はちょっと前までXF50mm F2をスナップ用として加えようかと考えていたが、ん?その必要ある?という話。

 

60mmと言えば、X-Pro1と同時に発売されたXシリーズ最初期のレンズの一つでありながら最高の解像度を誇ると謳われ、一部の熱烈なファンによって支えられてきた一方、そのあまりにものんびりとした(最終的に合わないこともある 笑)AFによって、その価値を大きく落としてきたレンズでもある、所有者を大いに悩ませるレンズであった。かくいう僕も、一昨年にラインナップに加え、その高い描写力に惚れこんではいたものの、使い勝手の悪さから箪笥の肥やしにしかけていた。

 

が、つい先日立ち寄ったヨドバシカメラにて・・・ひいきにしている店員さんとあれこれカメラ談義していると「それより、最近は35mm F1.4や60mm macroが良く出ていますよ」とのこと。聞けば、先月発売した富士フイルム初の手振れ防止搭載機X-H1の爆速(大袈裟?)AFにより、35mm、60mm辺りが大化けしつつあるらしい。そして恐らくPro2、T2、E3辺りは、次回のファームアップで同等の最速AFにアップデートされるであろうとのこと。何とも耳寄りな情報を手に入れた。(ネットではもはや既定路線となっているらしいが、その辺は疎い)

 

そんなわけで、今日は久しぶりに60mmを取り出してみた。もちろんまだファームアップはされていないが、あれれ?これそもそもE3ならこれ全然使えるんでない?というスピード感。ちょっと嬉しい誤算だった。本体がグレードアップすれば当たり前のことなのだが、そもそも存在自体を忘れつつあるレンズだった為試すことすら怠っていたのだった^^; そんなわけで、本体を買い替えた時は、箪笥に眠っている60mmちょっと取り出してみましょう、という提案で今日の締めとしたい 笑

 

※大したことのない写真ばかりで申し訳ないが、作例を数点。この被写体が浮き出るような描写を、中古なら3.5万円ほどで買えるこのレンズで表現出来るなら買いだと思う。マクロやポートレイト用としては当然のこと、中望遠スナップ用としても十分使える最高のレンズだ。スタイリッシュな50mm F2よりも表現の幅は広い。

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