珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

ストイック?いえいえオールマイティな中望遠 XF50mmF2

XF50mmF2、僕が無条件で好きなレンズだ。無条件というのは、もう発売当初からインスピレーションで買うと決めていて、実際に買って、やはり思った通り気に入ったから。そんな運命的なレンズって、単焦点が好きな人間なら誰しもあると思う。

 

このレンズの良いところはたくさんある。まずその見た目。一般ウケしていないのはもちろん知っているけど、僕はこのレンズがE3に付いている姿が大好きだ。これはF2三兄弟みんなに言えるけど、フードを外すと実にカッコイイのだ 笑

 

続いては、その画角。換算75mmという、なかなかない画角で、さて何を切り取ってやろうかと写欲がグングン湧いてくる。

 

三つ目は、最短撮影距離0.39mmという短さ。それでいて75mmなのだから、グッと被写体に寄れる。広角で寄った写真とは、また一味違った表現が可能だ。

 

最後はやはりF2シリーズならではの取り回しの良さ。大口径56mmやのんびりマクロ60mmのように、ちょっと持ち出すのが苦になるという欠点がない為、その珍しい画角も相まって積極的にスナップに使いたくなる。もちろん画角を生かしたポートレートにも使えるし、物撮りにも最適。実はオールマイティな中望遠なのだ。

 

そんなわけで作例をいくつか。ポートレートは載せられないのが残念だが、その他は上記に挙げたようなメリットが最大限に発揮されてると思う。

 

※この日は広角コンパクトのXF10との二台体制だった。こんな使い方が出来るからXF10が好き。

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※テーブルフォトでの一枚。離れた距離からグッと寄れる。広角で寄るのとはまた違った表現が楽しめる。
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※こちらもテーブルフォト。
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※何でもないような切り取りが楽しい。
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※被写体がグッと持ち上がるね。
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※何でもない写真だけど、広角では撮れない一枚。
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※圧縮効果で良い雰囲気。
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※中望遠だからこそ寄れる距離。

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いかがだろうか?マニアックに見えて実は使い勝手が幅広いこのレンズは、中望遠にちょっとでも興味があるなら使って損はしないと思う。難しいけど、楽しいレンズだ。