珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

2019-01-01から1年間の記事一覧

絵葉書レンズ XF27mmF2.8

XF27mmF2.8。僕がXマウントで一番贔屓にしているレンズだ。換算にして40mm。 たぶん今買うなら画角の近い23mmF2を買う人の方が多いはず。僕も先に買ったのは23mmだった。(でも、値段が結構違うんだよね。) ところが、このたった4mmの違いが使ってみると地…

カメラやレンズを買う際のポリシーについて

難しいタイトルにしてしまったけど、最近僕が新しいカメラやレンズを買おうとする時に常に考えるのはこれだ。これがないと、新しい機種は常に魅力的ゆえ、パカパカ機材が増えてしまう。ちょっと前の僕もそうだった。 でも、そうやって買ったカメラやレンズっ…

カメラ三台で京都に行ってきた Vol'4 (Leica M4編)

現像待ちだったこともあり、だいぶ時間が空いてしまった。正直もう熱は冷めているが笑 せっかくなので最後までやろう。最後はフィルムのLeica M4編。 正直なところ、僕の場合普段フィルムはそう簡単に36枚撮りを使い切らない。ISOが固定されていていつでもど…

ちょっと一休み(X-Pro3についてひとこと)

京都編をお送りしているさ中だけど、ちょっとX-Pro3が気になって仕方がないので記事にしておきたい。 僕は2015年12月31日に遅ればせながらFuji Xシリーズデビューをして写真にハマったクチだけど、今回出たPro3でもうこのシリーズは覚醒の感があるなと感じた…

カメラ三台で京都に行ってきた Vol'3 (Fujifilm X-E3編)

さて、今日は京都編第三弾、X-E3での作例集。Vol'1にも書いたけど、使用したレンズは軽量パワーズームのXC15-45mmF3.5-5.6とF2三兄弟の一つ、中望遠のXF50mmF2。 多分、自分ほどこのXF50mmを愛用してるX Photographerはいないんじゃないかと思うほど、僕はこ…

カメラ三台で京都に行ってきた Vol'2 (GRIII編)

さて、カメラ三台京都旅第二弾。今日はGRIIIで撮ったものをいくつか紹介したい。 写真家のハービー山口さんは、ライカを本気撮り、GRをメモ代わりのような形で併用している(もしくはしていた)と聞いたことがあるけど、今回僕がやったのも正にそれ。ただ、G…

カメラ三台で京都に行ってきた Vol'1

プライベートでひと悶着あると旅に出たくなる。と言うのはまあ後付けで、単なる有休消化。とはいえ、一週間も休んで何もしないのは暇で死にそうになるだろうと思い、三泊四日で京都へ行ってきた。二泊三日ではなく三泊四日というのがポイント。見慣れた東京…

Arista Edu Ultra 400 レビュー

今日はLeica M4によるフィルムレビュー。使ったのはArista Edu Ultra 400 というチェコの白黒フィルム。個人的には結構好きな飾り気のないパッケージ。アマゾンの商品説明によると「超高感度モノクロフィルムで、厳しい光源下での使用にも適しており、優れた…

最強のスナップカメラとは

あえてバカっぽいタイトルを付けてみた。 僕のように、都内住まい。車もなく、撮るものと言ったらひたすら街並みだったり、そこにいる人だったりする時、大袈裟な機材は必要ない。むしろ扱いづらいとも言える。そうなってくると、目指すのは常に「スナップに…

MYカメラ史

Leica M4を手に入れてからというもの、毎週のように色んなレンズを見て歩いている。銀座のレモン社、新宿のマップカメラ、などなど。でも、不思議と本当の購入意欲は湧いてこない。スーパーアンギュロンF3.4、エルマリートF2.8なんかは、黒のM4に最高に合う…

Leica M4 レビュー 【ILFORD XP2 400】

今日はILFORDのXP2 400というフィルムを使ってみた。買った時は知らなかったのだけど、このフィルム、モノクロでありながらカラーフィルムと同じ処理で現像が出来る代物とのこと。要は、当日現像が可能で、料金もカラーと同様。実に素晴らしい商品だと思う。…

初めてのフィルムライカ。そしてデジタルとの比較。

Leica M4での現像があがってきた。感想は・・・こんなに撮れるのかという驚き。そしてやっぱりデジタルはデジタルですげぇってこと。今日はそんな話。 正直なところ、これだ!と思えたショットはそれほど多くない。レンジファインダー自体が初めてだし、よく…

ISO縛りで楽しむデジタルカメラ

Leica M4を購入して、一本撮り終えた。が、まだ現像があがっていないので、今回は別件。ただ、別件とは言っても、全く関係のない話というわけではなくちょっと新鮮なデジカメの楽しみ方について。 Leicaに詳しい人には言うまでもないことだけど、Leica M4に…

Masterpieceがやってきた!Leica M4

Leica M4を買った。サラッと書いているけど、今とても興奮している。そんなわけで、備忘録も兼ねて今日の動きを時系列で書いてみたいと思う。 昼頃に、新宿マップカメラに到着。目的はLeica MPだったが、店頭になく仕方なくM3を物色。あまり良い個体がない。…

Leica が欲しい。狂おしいほどに。

LeicaはLeicaでもフィルムライカである。何故だろう、急にやってきたこの欲求。その始まりを思い出せない・・・笑 過去の記事で何度も書いているけど、僕はニコンの名機Nikon FM2で写真を始めている。ただ、ここ最近は富士のE3、Pro1といったレンジファイン…

GR3 僕なりの使い方

今日もGR3について。 どのカメラもそうかもしれないけど、GRは特に設定がモノを言うカメラだと思う。何故なら、このカメラはそもそもスペックで勝負しておらず、使う人の感性や拘りでいかようにも楽しみ方を広げることをコンセプトにしているカメラだから。…

Hello XC15-45mmF3.5-5.6, Good Bye XF23mmF2

おやおや、何を言ってるんだこの人はと思う人も多いだろう。何故XC15-45mmF3.5-5.6という廉価ズームを手に入れることが、XF23mmF2という銘単焦点レンズを手放すことに繋がるのかと。 話を始める前にまず言わなくてはならないのは、僕が今回唐突にXC15-45mmを…

OLYMPUS XA 試写

これまでコンパクトフィルムカメラは色々試した。Rollei35s、Konica Big mini、Minolta P's、Minolta Hi-matic AF、Nikon AF600等々。1960年代のカメラから、平成初期のカメラまでより取り見取りだ。が、その中でも今回購入したOLYMPUS XAは一番の買い物だっ…

OLYMPUS XA 購入!

また買ってしまった・・・コンパクトフィルムカメラ。今回は僕と同い年、1979年生まれの名機、OLYMPUS XA。 今回は、と書いたけれど、これまで購入したコンパクトフィルムカメラは全てGR3の購入資金に充てたため全て売却済。よって、今現在一台目である。ち…

カメラで写真を撮るということ

昨今、スマートフォンのカメラ機能の向上が目覚ましい。多くの一般人にとって、もはやカメラは無用の長物であり、私生活においてはスマホさえあれば事足りる。要は、カメラをわざわざ所有するということに対しては、昔以上にその意義が問われている。 完全に…

エモーショナルな写真を撮ってみる by X-E3

この場合「エモい」という単語が適当なのかもしれない。だけど、自分の写真を「エモい」と言うのは気恥ずかしいし、何だか寒い気がするので、しっかりとエモーショナル言いたい。ドラマティックという言い方もアリかもしれない。今日は、僕が思うエモーショ…

GR3の良いところ ~悩ましいX-E3の立ち位置~

これまで何度も書いてきたが、僕は富士のX-E3をメイン機として使っている。が、先日GR3を購入して、その立場が大きく揺らいでいる。 もちろん、E3にXF10-24mmや55-200mmといったお化けズーム(使いやすく、かつ軽快という意味で)を付けるとなると話は変わっ…

春スナップ by GR3

GR3が素晴らしい。素晴らしいと思ったから買ったのだけど、数週間使ってみてとにかく使いやすくて満足している。とはいえ、使用感や操作性については数あるブログや本で既に紹介されているので、今日はザックリと作例のみ。 まずは、どこにでもある小径の写…

GR3を購入したこと。その理由。

3月15日に発売したRICOHのGR3。当初、発売日も知らなかったし、発売後も特に関心を持っていなかった。が、どういうわけか買ってしまった。今日はその話。 GRに興味を持ってしまった理由。それは、同じく換算28mm F2.8のスペックを持つコンパクトデジカメ、Fu…

XF18mmF2 ~銀座~

一カ月ぶりの更新。出たばかりのGRⅢが気になって、夕方からビックカメラまで散歩(と言っても電車だけど)してきた。手にはいつも通りX-E3と、最近またブームが来ているXF18mmF2。GRにも言えるけど、やはり僕は換算28mm辺りが好きらしい。思えば初めて買った…

XF18mmF2 ~御徒町~

先日に引き続き、XF18mmF2スナップ。今回は久しぶりに御徒町へ。 アメ横、行ったことがある人はわかると思うけど(行かなくてもなんとなく想像つくと思うけど)、基本道幅は狭い。そんな時、店、人、相方がいれば相方。全部収めようとすると、この換算28mmが…

ちょっぴり夜スナップ with XF18mmF2

皮肉なもので、それなりにフォトジェニックな場所へ、しっかりとした撮影スタイルで赴いた時よりも、買い物ついでか何かの時に小さな単焦点を小脇に抱えて行った方が良い写真が撮れたりする。ここで言う良い写真というのは、被写体云々ではなく、自分の納得…

隙のないコンパクト望遠レンズ XF55-200mmF3.5-4.8

写真に於いては「制限がある状態」というのが好きである。だから18-135mmといったズボラズーム(けなしているわけではありません)は性に合わないし、18-55mmすら合わずに手放したことは以前書いた通り。普段はひたすらXF23mmF2や27mmF2.8、50mmF2といった軽…

とても嬉しかった話。Rollei35s。早田カメラ@浅草

愛用しているRollei35sの革張りがちょっとめくれてきたので、購入元である浅草の早田カメラさんへ初めて行ってきた。 ※奥にあるお店が早田カメラさん。浅草の街に馴染み過ぎてる上に、わかりやすい看板がないので今まで何度も通り過ぎていた。 購入元なのに…

コンパクトフィルムカメラの愉悦

ちょっと前の記事でも書いたけど、最近はコンパクトフィルムカメラを色々と試している。 フィルムのコンパクトと言えば、Olympas PENシリーズだったり、ドイツの名機Rollei35sだったり、はたまた90年代後期から2000年代初期に一世を風靡したContax Tシリーズ…