珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

潔くXF27mm F2.8

洋服にせよ、時計にせよ、カメラにせよ、一応人の意見は気になる方なので、買う前にブログなどをよく見る。気になるというよりは、背中を押してくれる記事を探すと言う方が正しいかもしれない 笑 なので、自分もこのブログでは忌憚のない自分なりの意見を好き勝手言うようにしている。

 

今回は、前回に引き続き、撮影スタイルの話。実は今回、キャンセルしたXC15-45の代わりに、今更ながらXF27mm F2.8を中古で購入した(いったん上げた手を下せなかったと言っていい 笑)。18mm F2も23mm F2も持ってるのに、こんなに口角側を刻む人間もなかなかいないだろう(^_^;)理由は単にX-E3に合うから。このカメラを購入してから、18mmと23mmをとにかくよく使うようになったのはやはりその見た目、取り回しの良さが一番で、逆に言えばベストマッチな選択肢がその二つしかないのが若干不満だった。そこで白羽の矢が立ったのが新発売のXC15-45だったわけだが、やはり自分は単焦点の写りと撮影スタイルに魅了されているし、量販店で見たXC15-45が思ったほど小さくなく、またやけにスタイリッシュ過ぎて家電感を強く感じてしまい方向転換を強いられたのだった。まあ、結果として少し安く済んだし、クリスマスにパートナーへプレゼントしたX-A1(新品!)ボディ用のXC16-50資金も残ったので、正解だったと今のところ思っている。

 

しかしこの27mmというレンズ、実に調子が良い。異音がする、AFが遅いなどの意見もあるが、初期の18mm、35mm、60mmを使っている身としてはこれが当たり前だし、なんなら23mm F2のビシッと焦点が合う感じは、静物しか撮らない自分にはあまりに出来過ぎというか、不要なスピード感だった(富士フイルムさんごめん 笑)。また、F2.8止まりというのも自分には実にちょうど良い。実際F1.4で撮ることなどなかなかないし、F2.8までしか開けないことである種の諦めが生まれ、より構図やフォーカシングに集中出来る。寄れないという短所も、そういった視点で考えると要らぬ迷いを排除してくれる。手にすっぽり収まる満足感も含め、最高の買い物だった。今週末は、これ一本で街歩きしよう。

 

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※と言いつつ今回は18mm F2で撮った一枚。手に収まるレンズはイイ!