珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

一眼レフがほしい!からの結論

 

ここ数日間思い悩んでいた一眼レフがほしい問題。何度もカメラ屋に通い、YouTubeでレビューを見、検討した結果出た一つの結論・・・「Leica M3を買おう」。

 

filmbeatle.hatenablog.com

 

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意味が分からないと思うけど、簡単に言うと、たまたま中古屋さんで見たM3のファインダーにやられた。と言うか、恥ずかしながら僕はこれまでM3に興味がなく、ファインダーを覗いたことがなかったようだ(ということに今日覗いてみて初めて気づいた・・・)。所有しているM4で50mmレンズをつけると、ファインダの真ん中ら辺に小さい50mm用のブライトフレームが現れるけど、僕がイメージしてたライカの50mmはずっとアレだったのだ 汗。しかし視野率91%と言われるM3のファインダーに沈胴ズミクロン50mmを付けた時のファインダーは・・・全くの別物。正直驚愕した。加えて状態の良い個体のシャッターフィーリングの滑らかさと言ったら・・・どうやったらこんな官能的なフィーリングを作り出せるのか。直感的に、「良い写真が撮れそう」と思った。と同時に、そういった個体はかなり高額で「知らない方が良かった・・・」とも思っている。

 

それにしても、ライカと言うのは買い方が難しいなと改めて思う。今のM4ブラッククロームにSummicron35mm 6枚玉の組み合わせはめちゃくちゃ気に入ってるけど、M3にこのままこのレンズを付けるわけにはいかない。M3には前述した沈胴ズミクロン50mmか、ズミルックスの1st(同じく50mm)と相場が決まっているからだ。一方で未だ憧れているMPやM-Aのような歴史の浅いボディには何を付けても許される気がする。何ならフォクトレンダーでも。似合う似合わないはあるけど、いずれにせよ縛りみたいなものはないと言っていいだろう(別にM3もないんだけどね。拘りという意味で)。そんなわけで、M3が欲しいと思っても同じタイミングで欲しい状態のレンズが現れるかはわからない。逆に言えば、そのタイミングがピタリと合ったから今のM4ブラッククロームがあるわけで・・・。今後足しげくカメラ屋に通って運命的な出会いを待つか、そういう面倒くささを一切排除してM-Aに手を出す以外に道はないのだろうなあ~。シンドイ・・・苦笑

 

話を戻して、欲しかったPENTAX K3IIIの話をちょっとしておこう。

正直まだ未練がないとは言い切れない。それくらい力の入った良いカメラであることはわかったし、たぶん使用感という意味では最高に楽しいカメラだろうと思う。今後のM3熱がどう転ぶか次第ではまだ購入の目はあるかな。ただ、一つ思ったこととしてはキットレンズの20-40mmがすごく良い出来で、たぶん僕の撮り方だとこの一本で事足りてしまうんだけど、ボディスペック的にそれは非常に勿体ない。そうなるとまたレンズ道楽が始まってしまい、作品撮りからは遠ざかってしまうのかなあと思うと何とも悩ましい気持ちになる。であれば、フィルムをM3と沈胴ズミクロンだけにしてしまって、デジタルに続きフィルム機でも一つの到達点に辿り着いちゃった方が精神衛生上良いよなあと思った、というのが今回のことの顛末というわけだ。

 

カメラ・レンズ道楽というものは、結局のところゴールがない、終わりなき旅だなあと改めて思う。