珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

現代版写ルンです? XF10

連日XF10について書かせていただいている。そのせいか、先日は一日で200PVを超え少々戸惑ったが 笑 最後まで読んでくださった方には感謝です。ありがとうございます。

 

さて、今日も懲りずに引き続きXF10について。気になっている方は調べておいでだろうが、このカメラ、スナップモードという機能が搭載されている。2mと5mから選べるのだが、2mならF8、5mならF5.6で絞りが固定される。要はボケなくなり、ピントが合う距離が固定されてしまうのだが、それはまるで昔何も考えずにシャッターを押していたフィルムコンパクトカメラのような操作性になることを意味する。近年、レトロだとか言われ復興しつつある写ルンですの絞りがF10だと言うから、iPhoneと同じ画角でフラッシュも付いてる当機はさしずめ現代版写ルンですといったところか。

 

話は若干逸れるかもしれないが…僕は富士機の愛用者だけど、未だに愛用者の中にすら富士が手振れ補正を導入しないことにグチグチ言う輩がいて少々辟易している。何かと言えば手振れ補正手振れ補正。カメラってそんなにブレるだろうか?いや、むしろブレたっていいじゃないか。フィルムと違って何枚撮ってもタダ同然なんだから。

 

このスナップモードという機能は、AFを放棄した純粋なスナップモード。人を撮る時に使ったって構わない。瞳にピントなんか合わせないから、モヤっと写ることもある。でも、それも写真じゃないか?ブラウン管のテレビとか、今見せられたら見れたもんじゃないくらいモヤっとしてるけど、当時はそれか当たり前だった。写真も同じ。綺麗が全てではなく、何を撮るかなのだ。富士フイルムとしては、あくまでiPhone慣れしたユーザーの為にこのモードを搭載したのかもしれないけど、フィルムカメラ好きもちゃんと感じてますよということを伝えたいと思う 笑 ただの初心者向けではない、素晴らしいカメラだ。

 

※スナップモードでザックリ撮影。どこにもAFは合わせていないが、十分な写り。

f:id:filmbeatle:20180908235809j:image

※こちらも同じ。綺麗なパンフォーカスだ。
f:id:filmbeatle:20180908235818j:image

※F6.4まで絞ってみた。APS-Cの強みがわかる解像度。
f:id:filmbeatle:20180908235815j:image

※ボケも自然で綺麗だし、ミラーレスと変わらない重厚感も問題なく出せる。
f:id:filmbeatle:20180908235804j:image

※ちょっとハイキーなボケは大得意。コンデジでこれが撮れるなら充分。
f:id:filmbeatle:20180908235812j:image