近況 2020年12月
断捨離をしようという記事を書いてから早4か月・・・これだけ長く更新しなかったのは初めてだ。特段忙しかったわけじゃないのだけど、なんとなくこっちに気持ちが向いてなかった。写真はずっと撮り続けていたけどね。
この4か月であったことを簡単に話すと、断捨離はそれなりに完了。今も続いている。
僕は基本的に、ことカメラに関してはストイックになりがちで、好みが先鋭化され過ぎてしまっているから、断捨離を頭だけで考えると、もう極論Leica M4とGR3だけでいいじゃんくらいになってしまうんだけど、いざ現実的に考えたり、実際に毎週写真を撮っていると、そうもいかないことがわかってくる。結局のところ、色んなバリエーションがあった方が楽しいのだ。ただ、バリエーションを持ちすぎると、ほとんど使わない機材というものが必ず出てくるので、その辺の線引きが非常に難しい。
そんなわけで、断捨離後の僕の機材を使用シチュエーション別にまとめてみた。
【街中スナップ】
1. X-E3 / XF27mm F2.8
鉄板の組み合わせ。寄れないしボケもそれなりでしかないけど、これで撮れるものしか撮らないスタイルがすごく好き。
2. X-E3 / XC15-45mmF3.5-5.6
上記のズームバージョンと言えばいいだろうか。この組み合わせもボケは期待できないけど、いわゆる「眼の届く範囲」しかカバーしていない画角なので、軽快にスナップが楽しめる。
3. Leica M4 / Summicron 35mm 2nd & GRIII
この組み合わせのミソは、GRIIIで露出を確認しながらスナップし、同じ露出でM4を使うという流れが確立できるところ。それもこれも、片手操作が可能なGRIIIのおかげ。よって、GRIIIにはハンドストラップすら付けない、スマホみたいな使用法。
【本気撮り・旅行】
これはもう一択。X-H1とXF16-55mmF2.8。このレンズはこのカメラの為にあるようなレンズで、H1で使っていると全く重さも大きさも感じない。やっぱり富士をずっと使ってきて、こういうガチなスタイルは一つ持っておくべきだと思い、数か月前に購入した。手振れ補正とリーフシャッターで、写真が巧くなったように感じられるし、エテルナをここで導入出来たのも嬉しい。ちなみに、余裕があればXF35mmF1.4も鞄に入れていくと最強になれる。
【ゆったり散歩】
スナップと言うほど軽快ではなく、あえてマニュアルでもっさり撮りたい、けどデジタルがいい。そんな時はライカではなく、X-Pro1に7 Artisans 35mmF1.2。僕は富士愛用者だけど、どうしても画角が変わってしまう「マウントアダプター+オールドレンズ」という遊び方は気が進まなくて、このスタイルになった。一万円台の安価なレンズだけど、Pro1に付けるには重さがちょうど良い上に、スタイルとしてもカッコいい。ポートレートにも使える組み合わせ。
ザックリこんなところ。逆に言うと、ここに上がってこなくてまだ所有しているレンズやカメラは手放すべきなのだろうなと思う。Leica M6、XF18mmF2、Ai-f Nikkor 50mmF1.8Gなどなど・・・スーパーアンギュロン F3.4だけは別腹かなあ。あれは使いどころないけどカッコいいから使ってる笑
最後に、たった今ポチッたカメラをご紹介。
LumixのGX7MK3のDG Summilux 15mmF1.7単焦点レンズキット!これはもう完全にやられた。どう考えても必要じゃない笑 ただ、店頭で見たモノクロ表現の素晴らしさにやられ、Leica M10-Pをちょっと安くしたような、でも心地よいシャッターフィーリングに完全に負けてしまった。良いよね、クリスマスだし、誕生日だし・・・。そんなわけで、結局スナップ機ばかりが増えるのであった。