珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

カメラ三台で京都に行ってきた Vol'2 (GRIII編)

 

さて、カメラ三台京都旅第二弾。今日はGRIIIで撮ったものをいくつか紹介したい。

 

写真家のハービー山口さんは、ライカを本気撮り、GRをメモ代わりのような形で併用している(もしくはしていた)と聞いたことがあるけど、今回僕がやったのも正にそれ。ただ、GRをいわゆる本当にメモ用と割り切ってしまうと、僕の場合は良い写真が撮れなくて、逆にそれだったらiPhoneでもよくなってしまうので、やはりしっかりとホールドして適正な露出で撮っていくことが重要になる。だから、GRだからと言って本気で撮らないわけでは決してない(ハービーさんもそうだと思うけど)。

 

では早速レビュー。

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京都と言えばこれ。毛布?の赤が映えていたのでビビッドで。

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中学生?高校生?ちょっと遠目だったのでトリミング。

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清水寺近くのPorter専門店。一点モノとか探したくなっちゃいますね。

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同じ場所から。GRではどういうわけか全体的にパキッと、ビビッドに撮りたくなった。

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突然だけど、その日の夜市バス内にて。普段乗らないバス。旅の初日であることも重なって何だかメランコリックなひと時。

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嵐山。残念ながら紅葉は三、四割程度。

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渡月橋。GRのビビッドは富士のベルビアほど大袈裟にならず、凄く素直な色彩だと思う。空の青が良い。

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こういうのはGRを所持していたら必ず撮るでしょう。レフ機でこれはやりたくない。

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今回の旅の目的の一つ。ライカ京都店参上。祇園は撮影NGなんだけど、これくらい許してね。

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先斗町で天丼。真横にいた外国人旅行客は海老からかぶりついてました。正気か?!

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ま、こんなのは東京でも撮れる。肌寒くなってきた季節のこういう夜、好きなんだよな。

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鴨川。何てことはない。ほんと綺麗に解像してる。

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渉成園って、知ってる人いるかな?京都駅徒歩圏内にある庭園だけど、凄く良かった。時間が余ったらオススメ。人少ない。

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もう一枚。最近はISO400、SS250、F8でパシャパシャ撮るのがお気に入り。シャッターボタンにAFを割り当ててないから、半押ししても変なところにピントがあったりしない。結果綺麗なパンフォーカスが得られる。

 

まだまだたくさんあるのだけれど、ザックリとこんなところで。結論としては、気合い入れればGR一つで旅行行けちゃう。っていうかそんな旅一度してみたい。GRで撮る東北、とか、GRで撮るカリブ海、とか、なんか響きが良いではないか。普段はモノクロで荒々しく森山大道さんのようなスナップをしたくなっちゃうGRだけど、旅行ではほんとシンプルに記録媒体として機能するのが良い。そういう意味での「メモ帳」なんだと思うし、仮にもう何も持ち出せないくらい余裕のない大災害が起きたらGRだけガッと掴んで家飛び出してもいいな。それくらいスナップ機として申し分ないカメラだと思う。

 

ちなみにだけど、場所によってGRIII、E3、M4と使い回してたので、作例の場所にはかなり偏りが出ている。もっと色々回ったし、その辺は他のカメラで撮っているからご心配なさらぬよう笑。それはまた続きで紹介したいと思う。