珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

今欲しいもの


これだけstay home期間が長いと、妄想ばかりが膨らむ。要は、物欲センサーが常時on状態。これはこれで非常に疲れるので、ちょっと今欲しいものをまとめてみることにする。

 

1. Sony RX100 M3

僕は基本単焦点しか使わない。持っているズームレンズは、今現在富士の廉価レンズ、XC15-45mmF3.5-5.6のみ。これがまあ良いレンズなんだな。

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スナップに使いやすいXC15-45。

 というか、僕の場合ズームで作品撮りをするという感覚があまりなくて、どちらかと言うと利便性と携帯性が最も優先される。描写もそれほどのものを求めていない。ズームでチャッチャと撮りつつ、ここぞと言う時に単焦点に切り替えるという撮り方が好きなのでこの軽い廉価レンズが最適なのだ。と、前置きが長くなったけど、そう考えた時に思ったのが「やっぱりコンパクトでズームできるカメラがほしいな」ということ。ここのところコンデジは常にGRIIIをメインにしてて、GRはGRで大好きなんだけど、GRはいわゆる「記録するカメラ」としては非常に使いづらく、どちらかと言えば作品撮りカメラという認識でいる。そういう意味で、例えばGRIIIと富士X-E3×XF27mmF2.8なんていう組み合わせで出かけると、用途がバッティングしてしまいどうも心地が良くない。そこでSonyのRX100。電子ビューファインダーを搭載したIII型は、いわゆるザ・サブカメラとして最適なような気が今している。

 

2. ズマロン35mm F3.5、ズミルックス35mm F1.4

 Sonyのデジカメから、二番目にこれが来るのが自分でも笑ってしまう。そして二本同時にあげたのにもわけがある。

 

今僕が使っているライカレンズは、ズミクロンの35mm F2、6枚玉の第二世代。カラーフィルムにも対応したレンズで、現代的な描写も出来つつ、オールドレンズ的な風合いも味わえる非常にバランスの良い一本。ブラッククロームのM4に見た目的にこれ以上の組み合わせが思い浮かばず、良くも悪くもライカはこれで頭打ちかなあなんて思っていた。

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これ以上の組み合わせが思い浮かばない・・・。

ただ、唯一の例外がズミルックスの35mmF1.4第二世代。いわゆるクセ玉として有名なレンズで、ああ~こっちにすべきだったかなあなんて何回か思っていた。見た目もズミクロンとほとんど変わらないし。ただ、ズミクロンは手放すには惜しく、かと言って35mmを二本買うくらいなら50mmも試したい。でも、ピンとくる50mmがない・・・。そこで出てきたのがズマロンの35mm F3.5。絞り等の刻印が全て黒で、パチンとくるストッパーもイカしてて、確実に黒のM4に合う。ズマロン、ズミクロン、ズミルックスの35mm 3兄弟なんてかなりアホだけど、M4を35mm専用機にするのはコンセプト的にも正しいと思うしちょっとやってみたいなと。フィルムのMPも欲しいし、ライカというやつは持ってるだけで常々変な病気に侵されるようだ。

 

3. LAB-BOX

これは興味がない人は知らないと思うけど、暗室ナシでフィルムが現像出来てしまうという現像タンク。フィルム写真を趣味にしていて一番の悩みは、やはりそのコスパの悪さ。ビッ○カメラで現像してデータ化まで頼んじゃうと36枚で大体2,000円。フィルム自体が1,000円だから、36枚撮るのに32GBのSDカード一枚買ってるような計算になる。それをいかに安く抑えるかと考えると、現像もスキャンも自分でする以外にない。ただ、現像液等の保管が面倒そうでちょっと二の足を踏んでいる状況。

 

4. Nikon D850

 これは正直実際買う気は一切ない。ただ、ニコンの一眼レフが一つ欲しいなと思っているのは本当で、その中でD850を挙げたのはフィルムのデジタイズ機能というのを搭載しているということを最近知ったから。 

 

ネガ(ポジ)フィルムをどうやってデータ化しようかというのはフィルム写真家の悩みだけど、Light Roomなどを介せずに撮ったネガフィルムを反転出来るのはちょっとスゴイ。ただこれも、チリの除去など大変なようで、おとなしくスキャナーを買うのが結局一番良いという声もあり、まだまだ調査が必要だ。

 

これくらいかな。結局今一番現実味があって、明日にでも手元に届いてそうなのはSonyのRX100M3。時間はあるし、資金繰り(オークション)でもしようかな。