珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

Leica MP or M-A ? Vol'2

 

同じテーマでブログを書くことは初めてだ。それくらいどちらにしようか悩んでいる。

と思ってamazon見たら、定価より10-15万も高い。なんだこれ?

 

 

まあ、それはともかくとして・・・ちょっと両機の特徴をもう一度洗い出してみたい。

 

MP

2003年発売の現行機。露出計内蔵で、シルバークロームとブラックペイントがある。デザインはほぼM3で、フィルムの巻き戻しもクランクではなくノブ式。個人的に最近やっと気づいたことなんだけど、使い込むと塗装が剥がれて真鍮が見えてくるブラックペイントというものが好きではなく、MPにするならシルバーにしようと思っている。刻印は両色ともトップカバーにシンプルな"Leica"のみ。シルバーはものすごく上品。

 

M-A

2014年発売の現行機。露出計を内蔵していない完全機械式。色はシルバークロームとブラッククローム。デザインはMPと同じで、刻印はシルバーがLeicaとWetzlerが入るのに対し、ブラックは何もなし。個人的に、このもはやどこのカメラかわからないブラッククロームがツボで、Leicaを買おうと思って最初に目を付けたのがこれだった。

 

正直なところ、今使っているM4のブラッククロームはフィルムライカの中でも突出してカッコいいと思って去年買い、気に入って使っている。そして、正直自分の中の体内露出計もだいぶ精度が上がってきていて、ここであえて露出計搭載モデルは要らないんじゃないかとも思う。

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それでもMPが気になるのは、やはり体内露出計では、作品を「作りこんでいる、追い込んでいる」という感覚があまりなくて、自分の知識と感性のみに頼っている感覚があるから。適正露出という基準を元に、これをもっと追い込めたら楽しいだろうな、と思ってしまうことがある。

 

一方のM-A。これはもう好みの問題。僕は結局こういうちょっと突出して何かに特化していて、無駄をそぎ落としたモノが大好きなのだ 苦笑 だったらもうM-Aなんじゃない?って声も聞こえてきそうだが、僕は去年その全てのバランスを取ってM4を選んでいるし、もはやこのクランク式の巻き戻しじゃないと嫌だ、くらいになっている・・・。要は、用途も色も被るM4は、M-Aを買うと手放す必要が出てくるものの、手放したくはない。そんなワガママ心がM-Aに走るのを我慢させているのだ 笑

 

そう考えると、結論としては結局MPを買い足すか、買い足さないか。それ以外になく、M-AはM4を買った時点で縁のない存在になったのかもしれないなと思ったりする。カメラって、カメラ好きの間では買って売って買って売ってが当たり前の世界だけど、Leicaだけは出会いやタイミングに身を任せるしかないような気がしている。まあそれは別にロマンとかではなくて、金額の大きさのせいなんだけど 笑