珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

大好きなX-E3について、マイナスポイントを挙げてみる

普段自分の愛機についてマイナスなことを書くことはないのだが、今日は我が愛機であるX-E3のネガティブな側面にスポットを当てたいと思う。何故そのような心境になったかと言うと、先日たまたまX-Pro2の開発担当者レビューを読んだから。Pro2に関しては開発当初様々な意見が出たものの、プロも含めたPro1愛用者の意見を積極的に取り入れ最終的には「市場のミラーレスの中では大きな部類だがやはりProシリーズはこのサイズが良いのだ」という結論が出たという。それを読んで、なるほどそれこそがPro2の強みであり、E3の弱みなのではないかと今になって改めて感じたのである。

 

僕がE3を手にした当初感じたファーストインプレッション。それは「小さいな!!」だったのを覚えている。が、当時の僕はPro1を使っていて、そのモッサリとした使用感は大好きだったものの、たまにちょっと大きいなと感じることもあり、もう少し手軽なスナップを楽しみたいなと思っていた。よって「小さいな!!」の後に「素敵!!」と感じたのものだ 笑

 

が、購入後しばらくして気づいたのは「ちょっと小さすぎないか?」ということ。僕は、カメラをたすき掛けするタイプなのだけど、E3にXF18mmF2を付けたその姿はまるでコンデジを持ち歩いているかのよう。とても本格的なスナップシューターをその身に携えているようには見えなかったのだ。ここで気づいたのは、「ああ僕は自分も含めた出で立ちも含めてPro1の大きさが好きだったんだな」ということ。今でこそこの大きさには慣れたし、むしろ大好きなポイントなんだけど、やはりネックなのが「大きなレンズが似合わない」ことであることを考えると、やはりこの小ささはネガティブな側面も孕んでいるのである。

 

今僕が持っている単焦点が、XF18mmF2、27mmF2.8、35mmF1.4、50mmF2。23mmF2や35mmF2も持っていたけど、他のレンズとの競合で(今のところ)手離している状態。が、非常に悩ましいのが、これら二本がE3にはベストマッチングなレンズであるということ。が、僕は27mmや35mmF1.4の写りが好きなので、用途の被る二本は手放すに至ったというわけだ。一方、今使ってみたいのは、56mmF1.2や90mmF2。が、E3に似合うレンズでないことはつける前からわかりきっている 笑。前の記事で16-55mmF2.8が欲しいとも書いたけど、なかなか購入に至らないのは結局そこ。E3向きではないのだ。

 

これは非常に悩ましい。使いたいけど似合わない。似合うけど使わない。その落とし所を探すと、E3に取り付けるレンズの選択肢は自然と狭まってゆくのである。

 

そんなことを考えていると、結局富士フイルムさんが言いたいのは、レンズが欲しけりゃボディも買えってことなんじゃないかと思えてくる 笑 今回僕は23mmF2や35mmF2、また60mmF2.4 macroや18-55mmF2.8-4を手離すという選択をしたけど、手離さずにPro2やT3を買い足すというのが一番幸せになれるのかもしれない 笑 こんな途方もないことを考え始めているのが恐ろしいが、そんなことを考えさせるラインナップがXシリーズには揃っているし、その中でE3はスナップシューターとしてはNo.1の地位を確立している。デメリットはあるが、そういうことなんだろうなと丸く収めて記事の締めとしたい 笑。なんだかんだ大好きなカメラなのである。

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