珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

X-E3

絵葉書レンズ XF27mmF2.8

XF27mmF2.8。僕がXマウントで一番贔屓にしているレンズだ。換算にして40mm。 たぶん今買うなら画角の近い23mmF2を買う人の方が多いはず。僕も先に買ったのは23mmだった。(でも、値段が結構違うんだよね。) ところが、このたった4mmの違いが使ってみると地…

カメラやレンズを買う際のポリシーについて

難しいタイトルにしてしまったけど、最近僕が新しいカメラやレンズを買おうとする時に常に考えるのはこれだ。これがないと、新しい機種は常に魅力的ゆえ、パカパカ機材が増えてしまう。ちょっと前の僕もそうだった。 でも、そうやって買ったカメラやレンズっ…

カメラ三台で京都に行ってきた Vol'3 (Fujifilm X-E3編)

さて、今日は京都編第三弾、X-E3での作例集。Vol'1にも書いたけど、使用したレンズは軽量パワーズームのXC15-45mmF3.5-5.6とF2三兄弟の一つ、中望遠のXF50mmF2。 多分、自分ほどこのXF50mmを愛用してるX Photographerはいないんじゃないかと思うほど、僕はこ…

カメラ三台で京都に行ってきた Vol'1

プライベートでひと悶着あると旅に出たくなる。と言うのはまあ後付けで、単なる有休消化。とはいえ、一週間も休んで何もしないのは暇で死にそうになるだろうと思い、三泊四日で京都へ行ってきた。二泊三日ではなく三泊四日というのがポイント。見慣れた東京…

最強のスナップカメラとは

あえてバカっぽいタイトルを付けてみた。 僕のように、都内住まい。車もなく、撮るものと言ったらひたすら街並みだったり、そこにいる人だったりする時、大袈裟な機材は必要ない。むしろ扱いづらいとも言える。そうなってくると、目指すのは常に「スナップに…

ISO縛りで楽しむデジタルカメラ

Leica M4を購入して、一本撮り終えた。が、まだ現像があがっていないので、今回は別件。ただ、別件とは言っても、全く関係のない話というわけではなくちょっと新鮮なデジカメの楽しみ方について。 Leicaに詳しい人には言うまでもないことだけど、Leica M4に…

Hello XC15-45mmF3.5-5.6, Good Bye XF23mmF2

おやおや、何を言ってるんだこの人はと思う人も多いだろう。何故XC15-45mmF3.5-5.6という廉価ズームを手に入れることが、XF23mmF2という銘単焦点レンズを手放すことに繋がるのかと。 話を始める前にまず言わなくてはならないのは、僕が今回唐突にXC15-45mmを…

エモーショナルな写真を撮ってみる by X-E3

この場合「エモい」という単語が適当なのかもしれない。だけど、自分の写真を「エモい」と言うのは気恥ずかしいし、何だか寒い気がするので、しっかりとエモーショナル言いたい。ドラマティックという言い方もアリかもしれない。今日は、僕が思うエモーショ…

GR3の良いところ ~悩ましいX-E3の立ち位置~

これまで何度も書いてきたが、僕は富士のX-E3をメイン機として使っている。が、先日GR3を購入して、その立場が大きく揺らいでいる。 もちろん、E3にXF10-24mmや55-200mmといったお化けズーム(使いやすく、かつ軽快という意味で)を付けるとなると話は変わっ…

XF18mmF2 ~銀座~

一カ月ぶりの更新。出たばかりのGRⅢが気になって、夕方からビックカメラまで散歩(と言っても電車だけど)してきた。手にはいつも通りX-E3と、最近またブームが来ているXF18mmF2。GRにも言えるけど、やはり僕は換算28mm辺りが好きらしい。思えば初めて買った…

XF18mmF2 ~御徒町~

先日に引き続き、XF18mmF2スナップ。今回は久しぶりに御徒町へ。 アメ横、行ったことがある人はわかると思うけど(行かなくてもなんとなく想像つくと思うけど)、基本道幅は狭い。そんな時、店、人、相方がいれば相方。全部収めようとすると、この換算28mmが…

ちょっぴり夜スナップ with XF18mmF2

皮肉なもので、それなりにフォトジェニックな場所へ、しっかりとした撮影スタイルで赴いた時よりも、買い物ついでか何かの時に小さな単焦点を小脇に抱えて行った方が良い写真が撮れたりする。ここで言う良い写真というのは、被写体云々ではなく、自分の納得…

隙のないコンパクト望遠レンズ XF55-200mmF3.5-4.8

写真に於いては「制限がある状態」というのが好きである。だから18-135mmといったズボラズーム(けなしているわけではありません)は性に合わないし、18-55mmすら合わずに手放したことは以前書いた通り。普段はひたすらXF23mmF2や27mmF2.8、50mmF2といった軽…

2018年の大ヒット。そして、2019年へ。

2018年大晦日。月並みだけど今年を振り返ってみたい。 今年はとにかく物欲にまみれた一年だった笑 それに…写真好きは、言うまでもないけど、カメラやレンズを必要経費だと考えているところがある笑 僕も例外ではなく、今年はまるで何かの免罪符を得たかのよ…

Konica Big mini レビュー

当たり前のことだけど、テクノロジーは日々進化している。カメラはその代表格、かどうかはわからないけど、フィルムからデジタルへの移行はその変遷がわかりやすい。 前回の記事で、1989年発売のKonica Big miniというコンパクトフィルムカメラを購入したこ…

大好きなX-E3について、マイナスポイントを挙げてみる

普段自分の愛機についてマイナスなことを書くことはないのだが、今日は我が愛機であるX-E3のネガティブな側面にスポットを当てたいと思う。何故そのような心境になったかと言うと、先日たまたまX-Pro2の開発担当者レビューを読んだから。Pro2に関しては開発…

改めてX-E3を愛でる

X-E3がすごいなと改めて思い知らされている。 先日、単焦点コンパクトカメラ、XF10を購入しその素晴らしさを何度かレビューしたが、XF10を使えば使うほど、レンズ交換式でありながらこのサイズ感とフラッグシップと変わらない(一部は超えている)機能性を持…

XF10購入!

はい、買ってしまいましたXF10。正直、発売が発表された当初は全く興味がなくて、その理由がX70にはあった軍艦部のコテコテ感を排してしまったこと。また、SNS受けを狙ったような広告からはミーハー感を感じ、中級者を満足させるには足らない機種だろうと考…

手放せないXFレンズ達

所有しているXFレンズを一つも手放せなくて困っている。何故手放すことを考えるかと言えば、昨日発売されたプレミアムコンパクトカメラ、XF10の資金繰りの為 笑 売らなくても買えないことはないのだけど、新しいカメラやレンズが欲しくなると、同時に出動回…

ルーツとしての画角

多くの人がそうであるように(最近はそうでもないのかもしれないが)、僕も標準単焦点から写真を始めた。約10年前のこと。当時行き詰まっていた趣味としてのギターの代わりに何かないかと考え、すぐに思い立ったのが写真だった。手に入れたのはNikonの登竜門…

出会い vol’2

僕がPro1に未だ拘る理由は実にシンプル。最高の画が吐き出せるからに他ならない。昨年の10月にE3を半ば衝動買いで購入し、その取り回しの良さに惚れ込み、持ち出すのはほとんどE3になった。レリーズ回数も、あまりにAFがスムーズであるが故にとにかく多くな…

撮影スタイルと画質のバランス

撮影スタイルには拘る方だ。どういうことかと言うと、例えばXF90mmなどは神レンズとも言われるが、X-E3に付けてまで使いたくはない。何故なら率直に言って不恰好だし、E3のコンセプトとはかけ離れているから。これがXF60mmになると話は変わってきて、不恰好…

自分的Xマウントレンズ批評

さて、今日も突拍子もなくFUJIFILMの話。先日X-E3のムック本を買ったが、E3の機能云々以上に、Xマウントレンズについて改めて考えさせられた。今私が所有している画角、そしてその用途を改めて洗い出してみたい。 XF18mm F2 / 街中スナップ用。カフェでのテ…

改めてX-E3を評価する

某価格比較サイトにて、「X-E3はコンデジのようであり、一眼で撮っているという満足感は得られない」と書いてしまったが、あれは完全なる間違いだった。 カメラの歴史を鑑みれば、カメラのサイズはこれであり、また、単焦点というカメラの基本に立ち返ると、…

いつでもどこでも…Fujifilm X-E3

久しぶりにブログを始めてみた。久しぶり、と言うのは、これまで続いた試しがないから 笑 でも、たまに言いたいこと書きたいことが溜まるので、こうやっておもむろに始めることになる。 僕が富士フイルムのXシリーズにハマったのは、忘れもしない二年前の冬…