珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

最強のスナップカメラとは

あえてバカっぽいタイトルを付けてみた。

 

僕のように、都内住まい。車もなく、撮るものと言ったらひたすら街並みだったり、そこにいる人だったりする時、大袈裟な機材は必要ない。むしろ扱いづらいとも言える。そうなってくると、目指すのは常に「スナップに於いて最強」と呼べるカメラとレンズの組み合わせ。僕にとってそれは今のところ、富士のX-E3とXC15-45mmF3.5-5.6だ。

 

もちろん、先日購入したLeica M4とSummicron 35mmの組み合わせなどは、もはや(僕にとって)別格と呼べるものだけど、今回の話はあくまでも「快適な」「なんでも撮れる」という部分に特化した場合。GRIIIはもちろんその一つだけど、ファインダーがないという点で次点となる。

まあ、GV-2があれば相当楽しめるけど・・・どうしてもフォーカシングに難が出てくるからね。

 

そんなわけで今日は、E3とXC15-45mmF3.5-5.6で撮った原宿スナップをいくつか。

f:id:filmbeatle:20191030202434j:plain

f:id:filmbeatle:20191030202714j:plain

f:id:filmbeatle:20191030202736j:plain

f:id:filmbeatle:20191030202821j:plain

f:id:filmbeatle:20191030203111j:plain

f:id:filmbeatle:20191030203252j:plain

f:id:filmbeatle:20191030203346j:plain

もうなんか、自分の撮影スタイルに於いて光と影さえあれば、ボケって必要ないなぁ~って思い始める。まあ、必要だったらポケットから50mmF2を取り出して撮ればいい。それくらい、このレンズでほぼなんでも撮れる。

あ、念の為言っておくと、あえて粒子は粗く、ディティールも甘めの設定をしているから、めちゃくちゃざらついてるし立体感が微妙に見えるかもしれないけど、これはこのカメラやレンズの特性ではないのであしからず。

 

結局何が言いたいのかというと・・・良いカメラもレンズもいくらでもあるけど、安価なキットズームレンズ、捨てたもんじゃないよっていうこと。むしろ高額な単焦点や、小三元大三元といったレンズを使ってみて、一週回ってこういうレンズに戻ってくるということもある。スペックばかりに捉われず、自分にとって何が一番必要か?を考える。そしてそれを素直に使ってみる。を繰り返すと、写真がどんどん楽しくなるし、自分の撮影スタイルが見えてくるなあと思う。