珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

すっごいレンズを手に入れました

 

って言って、このレンズを紹介する人は少ないんじゃないかな。Nikon ZのDX専用レンズ、18-140mm F3.5-6.3。ネットで検索しても、2022年1月現在、ほとんどヒットしない。

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僕はZ50愛用者だけど、所有レンズはDX16-50mmのみ。加えて、どうしてもDX機にFXレンズを付けるのには抵抗があって、これからどうやってZ50の楽しさを展開させていこうかなあと思案していた。

 

そんな時に登場したのがこのDX18-140mm。35mm換算で27mm-210mmをカバーする、いわゆる高倍率ズーム。別名便利ズーム。ズボラレンズなんて呼ばれたりすることも・・・。何を隠そう、そんな高倍率ズームを僕は写真趣味6年間の中で一度も使ったことがなかったのだけど、このレンズはその計量コンパクトなスペックから発売当初から気になっていた。が、新品はどこを見てもなかなか在庫がなく・・・この度運よく某マッ〇カメラさんに美品が一本入ってきたので急遽ポチっとしたのだった。

 

僕は元々単焦点で「撮れるものしか撮らない」というスタイルが好きだったんだけど、去年くらいから「せっかく頭の中に画が浮かんでいるのにレンズのせいで撮れないのは勿体ない」と考えるようになってズミルックスF1.7を搭載した4700万画素のカメラ、Leica Q2を購入した。Z50に関しては、そんなQ2にはない、いわゆるオーソドックスなカメラ感を感じたいという理由だけで購入し、お散歩スナップ用途で重宝していたけど、画角的に16-50mmだとQ2とほとんど変わらず「Q2とは別の撮影体験」という意味でしか存在意義を見出せていなかった。けれど、このレンズでそれもガラリと変わりそうな予感がする。

 

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写真は全てJPEG撮って出し。

 

いや~~~、これが便利ズームか!という感じ。予想していたことではあったけど、思いの外使いやすくて感動してしまった。撮りたいと思った画をそのまま切り取れる上、画質は申し分なし。望遠付近で撮ればボケもほど良くて気持ちが良い。

 

そして、自画自賛で申し訳ないけど、少しずつだけど写真上手くなってきたんだなと思うし、その確認という意味で実に意義深い買い物だった。つまり、主題を明確にしつつ、余計なものは入れず、印象的な写真が撮れるか?という挑戦。それが出来るのが高倍率ズームの良いところだし、僕にとっては買うタイミングとしてベストだったんじゃないかと思う。

 

正直なところ、このレンズを買うならもうフルサイズのZ6か7に24-70mmみたいなレンズに行くのもアリなのかもという考えも頭をよぎっていたんだけど、そこはやはり街撮りスナップ派の真骨頂というか、いかに小さいカメラボディとレンズで良い写真を撮るかというのが僕にとっては大事で、Z50にこの18-140mmはスペック的にもサイズ・重量的にも今の僕にガッチリハマるものだった。

 

スペック的にはすごく地味なレンズだけれど、末長く相棒になってくれそうな気がする。