撮影スタイルには拘る方だ。どういうことかと言うと、例えばXF90mmなどは神レンズとも言われるが、X-E3に付けてまで使いたくはない。何故なら率直に言って不恰好だし、E3のコンセプトとはかけ離れているから。これがXF60mmになると話は変わってきて、不恰好さは多少残るものの、この画質を捨てるくらいなら使い続けたい。XF35mm F1.4も同じで、確かにF2の方がスタイリッシュだが、買い換えるには惜しすぎる魅力がある。要はバランスの問題で、この二つは常にせめぎあっている。よく見極めないと、いたずらに資産が増やすことに繋がるので要注意だ。
そんなわけで、前回もお伝えした通り、XC15-45mmは一旦キャンセルすることにした。確かにスタイル的にはズームとして最高の選択肢かもしれないが、満足のいく画を得られる確信が持てなかったから。これもやはり、バランスの問題である…