珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

単焦点レンズキラー XF10-24mm F4

 

このレンズを手に入れてから、少し写真表現の価値観が変わった気がする。XF10-24mmF4である。

 

似たような感覚は、XF55-200mmF3.5-4.8を手に入れた時も感じていた。が、XF18-55mmF2.8-4では感じなかった。何が言いたいかと言うと、僕にとってズームレンズとは「自分がどう動いても表現が不可能な画角」に持っていくためのツールであるということだ。超広角も超望遠も、単焦点でいくら引いたり寄ったりしても出来ない表現が可能となるし、一方で標準ズーム域というのは体ズームでいかようにもなる。加えて単焦点の方が表現力があるわけだから、僕が標準ズームに馴染めず最終的に手放してしまったのはそれが理由だったのだ。

 

そんなわけで、色々悩んだ挙句この超広角から準広角までを広く表現できる10-24mmを選んだのは、自分の中でファインプレーだったと感じている。

 

さて、前置きはこれくらいにして実際このレンズがどのように活躍したのか見てみたい。僕が初めて手にしたズームレンズは、恐らく誰もがそうであろう18-55mmであり、前述の通り使いこなせなかった為、僕は自分自身ズームレンズが苦手なのだと思っていたのだが、この広角ズームはとにかく何の戸惑いもなく使うことが出来た。

 

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実は今回このレンズを購入したきっかけは、滅多に行かない旅行に行くことになった為。添付したような写真を撮るために18mmでは絶対後悔すると思い、思い切って購入して本当に良かった。全て撮って出しだが、撮りたかった物が撮れたと感じている。

 

僕が思うに、このレンズの最大の強みは何より準広角である換算35mmまでをカバーしていること。14mmの単焦点との間で迷った末こちらにしたのは、とにかくその幅広い画角による表現の多彩さである。正直、18mmと23mmの単焦点の存在意義を持ち続けられるか、今のところ自信がないが、売ってもすぐ買い戻してしまう性分の為、しばらくは様子を見たいと思う笑