珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

画角

Z5が熱い

Z5が熱い。いや、まあ実際そうでもないんだけど・・・欲しいようなそうでもないような、Z5はそんな不思議なカメラ。 Z5が浮上してきた理由は、先月末急に欲しくなったPENTAXのK3IIIが思いのほか軽快過ぎて、最終的には自分の用途には合わないなと思ったこと…

Leica Q2 使いこなし術 Vol'2

Leica Q2の最大の特徴は何か。それはライカでありながらAFで撮れる、ということだと思う。が、このカメラ、使えば使うほどマニュアルフォーカスを駆使した方が楽しいカメラだということが最近分かった。それが今回の使いこなし術、第二弾。 filmbeatle.haten…

Leica Q2 使いこなし術 Vol'1

今年の3月に一大決心をして購入したライカのQ2。長らく自分が一番気持ちの良いと思える使い方に到達せず軽いストレスを抱えてきたのだが、ここに来てやっとそこに到達出来た感がある。ただ、到達と言っても大したことではない。通常クロップを割り当てるボタ…

GRIIIx 散歩 @鎌倉

前回の記事に対してプチ訂正。 filmbeatle.hatenablog.com スナップ時のGRIIIx(もしくはGRIII)における絞り値において、F8が良いと書いたけど、F11がベター。これでたまにピントが合う距離を2.5mか5mか変える程度で大抵の場合全体にピントが合う。F8だと若…

画角について考える

換算40mmのGR3x、予約した。ビビッと来たものは買う。違ったら手放す。これはカメラ趣味をする者として避けられないことだと理解している。 さてさて、そんな40mm。何で好きかと言うと、別に僕が今40代だからではない、と思う・・・。28mmも好きだし、75mmも…

Ricoh GR3x が出た!

まだ発売もしていないカメラのことを書くのは初めてかもしれない。それくらい面食らったし、一発で欲しくなってしまった。その名もRicoh GR3x。 xはextend(拡張)の意味のxらしいが、このネーミングはあんまり好きじゃない。でもその名の通り、従来の35mm換…

絵葉書レンズ XF27mmF2.8

XF27mmF2.8。僕がXマウントで一番贔屓にしているレンズだ。換算にして40mm。 たぶん今買うなら画角の近い23mmF2を買う人の方が多いはず。僕も先に買ったのは23mmだった。(でも、値段が結構違うんだよね。) ところが、このたった4mmの違いが使ってみると地…

カメラ三台で京都に行ってきた Vol'3 (Fujifilm X-E3編)

さて、今日は京都編第三弾、X-E3での作例集。Vol'1にも書いたけど、使用したレンズは軽量パワーズームのXC15-45mmF3.5-5.6とF2三兄弟の一つ、中望遠のXF50mmF2。 多分、自分ほどこのXF50mmを愛用してるX Photographerはいないんじゃないかと思うほど、僕はこ…

Hello XC15-45mmF3.5-5.6, Good Bye XF23mmF2

おやおや、何を言ってるんだこの人はと思う人も多いだろう。何故XC15-45mmF3.5-5.6という廉価ズームを手に入れることが、XF23mmF2という銘単焦点レンズを手放すことに繋がるのかと。 話を始める前にまず言わなくてはならないのは、僕が今回唐突にXC15-45mmを…

XF18mmF2 ~銀座~

一カ月ぶりの更新。出たばかりのGRⅢが気になって、夕方からビックカメラまで散歩(と言っても電車だけど)してきた。手にはいつも通りX-E3と、最近またブームが来ているXF18mmF2。GRにも言えるけど、やはり僕は換算28mm辺りが好きらしい。思えば初めて買った…

XF18mmF2 ~御徒町~

先日に引き続き、XF18mmF2スナップ。今回は久しぶりに御徒町へ。 アメ横、行ったことがある人はわかると思うけど(行かなくてもなんとなく想像つくと思うけど)、基本道幅は狭い。そんな時、店、人、相方がいれば相方。全部収めようとすると、この換算28mmが…

ちょっぴり夜スナップ with XF18mmF2

皮肉なもので、それなりにフォトジェニックな場所へ、しっかりとした撮影スタイルで赴いた時よりも、買い物ついでか何かの時に小さな単焦点を小脇に抱えて行った方が良い写真が撮れたりする。ここで言う良い写真というのは、被写体云々ではなく、自分の納得…

隙のないコンパクト望遠レンズ XF55-200mmF3.5-4.8

写真に於いては「制限がある状態」というのが好きである。だから18-135mmといったズボラズーム(けなしているわけではありません)は性に合わないし、18-55mmすら合わずに手放したことは以前書いた通り。普段はひたすらXF23mmF2や27mmF2.8、50mmF2といった軽…

今年のメイン機はX-Pro1で決まり?

最近またモッサリした撮影スタイルに回帰している。使うのは富士フイルムの初代名機、X-Pro1だ。 軽快なスナップ機であるE3が本来のメイン機である僕だけど、仮に一つのボディとレンズを残して全て手放せと言われたら、迷いなくPro1とXF35mmF1.4を残すと心に…

単焦点レンズキラー XF10-24mm F4

このレンズを手に入れてから、少し写真表現の価値観が変わった気がする。XF10-24mmF4である。 似たような感覚は、XF55-200mmF3.5-4.8を手に入れた時も感じていた。が、XF18-55mmF2.8-4では感じなかった。何が言いたいかと言うと、僕にとってズームレンズとは…

いろいろあった数か月

久しぶりの更新。 ある種の備忘録というか、日記のような感じで始めたこのブログだが、来月で始めてちょうど一年になる。そしてどういうわけか自分でもわからないが、毎日100件前後のアクセスをしていただいている。まあ、自分も新しいレンズを買う時などは…

ルーツとしての画角

多くの人がそうであるように(最近はそうでもないのかもしれないが)、僕も標準単焦点から写真を始めた。約10年前のこと。当時行き詰まっていた趣味としてのギターの代わりに何かないかと考え、すぐに思い立ったのが写真だった。手に入れたのはNikonの登竜門…