珈琲とスナップと

スナップ写真を極めたい男のブログ。愛機や写真について、好き放題語ります。

GR3 僕なりの使い方 Vol'2

 

バズるという言葉があるけど、どういうわけか元旦の日、アクセス数が飛躍的に伸びた。ただ、確認したところ、どうやら記事を更新したからというわけではなく、過去のGRに関する記事に対してのアクセスが主だった模様。

 

filmbeatle.hatenablog.com

 

この記事、改めて読み返してみたのだが、僕自身この時からはだいぶ使い方が変わっているので、改めて現状の使い方を書いてみたいと思うに至った。今日はそんな記事。

 

まず最初に基本的なところから。ストラップどうするか問題。 僕は当初以下の二つを購入した。それぞれ、ネックストラップとハンドストラップ。

ulysses.jp

 

正直どちらにも大きな不満はなかったし、今でもたまに欲しくなるのだが、結局「GRにストラップは付けない」というのが僕が出した結論だ。

 

まず、ネックストラップに関しては、確かに見た目が良いし、これでGRをぶら下げているだけで悦に浸れるのだが、これだと速射性というGRの特性を生かせないいうことがわかった。カメラ自体GRしか使わないという人は良いのかもしれないが、僕の場合メインはミラーレスかフィルムカメラなので、そっちを首に下げて、GRはいつでも取り出せるように手に持っていた方が確実に使いやすい。また、仮にGRだけを持って出かけるとしても、首に下げていると写真を撮らなくなる。GRにファインダーがあるのなら、サッと構えて撮るのだろうが、背面液晶を見てサクサク被写体を切り取るスタイルのGRにおいては、腕を思いっきり伸ばしたり、カメラを斜めに構えて撮ったりすることが多いため、場合によっては腕に巻き付けなければならないネックストラップは邪魔なのである。

 

では、ハンドストラップはどうか。これも僕には不要だった。ストラップがあるからには、そこに腕を通すわけだが、通したままプラプラさせていては、今度は首にかけてあるメインカメラを使おうとした時に邪魔になる。かと言って腕を通していないと、撮ろうとするたびに腕を通す作業を挟むことでこちらも結局速射性が失われる。よくよく考えると、iPhoneにはストラップ付けなくても落とさないし、GRにも要らない。何も飾らない、黒い塊としてのGRが一番カッコいいじゃないか。それがストラップに関する僕の結論だ。

 

次に機能面。Fnボタンについて。前回、ここには親指AFをあてがうと書いたが、これは単なる自己満で、実際はかなり使い勝手が悪かった^^; 上にも書いたけど、結局GRは一眼のようにしっかり構えて平衡を取って撮るカメラではないため、時には腰の位置に持ってきて、そこにある食器や花を撮ることもある。そんな時FnをAFにしてしまうとシンプルに撮りづらいし、カメラ自体を落としそうになる。よってここには、多くの人がやっている通りクロップモードをあてがうのがやはり一番適切なのだろうし、実際それでかなりサクサク撮れる状態になる。

 

次にサイドにある動画ボタンについて。以前はここにクロップモードをあてがっていたが、今はここでスマホとのWi-Fi連携をすることにしている。Wi-Fi連携は間違って押すような場所にあると面倒だし、とはいえ結構頻繁に使うものなので、あまりメニューの深いところにあったのではこれまた面倒。よって、わざわざ押さなければいけないが、間違って押すことはないサイドにあてがうのがベストと言える。

 

最後にADJボタンについて。ここは左から「イメージコントロール」「測光モード」「アスペクト比」「フォーカス」「記録形式」としている。イメージコントロール遊びはGRの核となる部分だし、測光モードにある「ハイライト重点」は、他のカメラではあまり見ないモードで面白い。また、アスペクト比に関しては、たまに1:1にしてましかく写真を楽しんだりも出来る。いずれも、僕が一番よく使う5点セット。

 

ザっと書いてみたが、改めてこのカメラの良さは、シンプルにインターフェースの良さに尽きるんだなと再認識した。GRが売りにしている速射性などは、ハッキリ言ってもっとAFの速いコンデジはいくらでもある。が、機能へのアクセスが軽快かつわかりやすく、どういうわけかイジってて楽しいのはGR。正に遊べるカメラであり、デザインも良いからずっと側に置いておきたくなる不思議な魅力がある。僕はGRistとかいう言葉は好きではないし、GRだけに特別な感情を抱いているわけではないので、そういったコミュニティに迎合したいとは思わないけど、非常に愛着の持てるカメラであることは事実であり、新機種が出ても旧機種は旧機種で持っておきたい。そんなカメラなんじゃないかなと思う。

 

スーパーに行くときも、コンビニに行くときも持っているカメラ。それがGRである。